プロジェクト概要
岩国市
岩国市花と緑のまちづくりプロジェクト
花と緑の保全に対する市民の意識醸成を図り、花と緑の保全活動を次世代へ繋げます。花と緑を活かし、文化芸術の視点も取り入れながら、安らぎと賑わいのある公園やまちづくりを行います。
事業概要
【事業内容】
- 「全国さくらシンポジウム」を誘致・開催し、桜を活かしたまちづくりをはじめ花と緑に対する市民の関心を高め、保全意識を醸成する。
- 花と緑を守り育てる指導者を養成し、子供会、学校、自治会等が指導者と一緒に保全活動を行って、花と緑を次世代へ継承していく。
- 各世代をとおし多くの人々が、花と緑に親しみ、その保全意識を醸成する契機として、錦帯橋周辺及び吉香公園を会場に、花と緑をはじめとする豊かな自然を題材に新たな内容を盛り込んで「錦帯橋芸術祭」を開催する。
桜と緑を守り育てる活動の指導者を養成することを目的として、樹木医による講座及び現地指導を開催しました。
活動時期
本郷地域:令和5年1月22(日)、美和地域:令和5年2月17日(金)
活動場所
本郷地域:さくら街道(岩国市本郷町本郷川沿い)、美和地域:弥栄湖周辺(岩国市美和町)
活動詳細
樹木医による桜の剪定方法、病害虫、施肥の講座
・樹木医による桜の剪定方法及び病害虫の講座

・樹木医による桜の剪定方法の講座

・樹木医による施肥の講座

実施結果
総勢27名の地域住民の方に参加いただきました。
プロジェクト進捗度

「時間とともに桜が少しずつ大きくなってきた半面、咲き方が弱々しくまた汚く感じていたが、樹木医の方とお話をする中で、天狗巣病が原因ということを知ることができた。講座で習った剪定方法により適切に処理して再び健全な桜が咲くよう頑張りたい。」、「様々な病害虫の種類や簡易的な施肥の方法から本格的な土壌改良の方法まで知ることが出来たので、今後はそれぞれの木に適した保全作業を実施していきたい。」などのコメントが寄せられました。
今回の参加者の中には栗栽培等を通してみどりと様々な形で関わってこられた方が多いことから、樹木医の指導内容の理解が早く、また手際の良い方も多くおられたため、主催する私たちが引っ張られる形で保全作業が進んでいきました。こうしたパワフルな方々が地域におられることで、地域のみどりと良好な景観が守られていることを改めて感じました。