プロジェクト進行状況

【岩国市】岩国市花と緑のまちづくりプロジェクト

令和4年 桜の保全活動講座を開催しました【みどりを守り育てる人材の養成と保全活動】

地域にある桜を通して、みどりを守り育てる意識の醸成を目的として、樹木医等による出張講座及び発育上剪定しなければならなくなった桜の枝を活用して小学校の卒業式に式典花を寄贈しました。

主催

岩国市

活動時期

岩国市立本郷小学校:出張講座-令和5年2月13日(月)、卒業式-令和5年3月18日(土)  岩国市立岩国小学校:出張講座-令和5年3月1日(水)、卒業式-令和5年3月17日(金)

活動詳細

【樹木医等による出張講座】

樹木医4名と市内で桜の育成活動を行っている団体代表2名からなる「みどりを守り育てるネットワーク」による桜に関する講座

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【卒業式への式典花の寄贈】

保全活動時に発生する剪定した枝の中で花芽のついた枝を、適量の水と室内等での温度調整により小学校の卒業式時期に開花させ、卒業式の式典花として設置

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プロジェクト進捗度

桜の出張講座については、地域にある桜を通して桜の種類や寿命及び開花サイクル等を学ぶとともに、地域で率先して桜を守っている市民団体が様々なところで活動していることを知ってもらうため、昨年度から実施しています。
桜の出張講座では、樹木医等から桜に関する様々な話を聞く中で、親族や近所のおじさんやおばさんが地域の桜を守っている姿も子ども達にあわせて伝えることで地域のみどりをみんなで守っていることを知ってもらうができ、充実した授業を行うことができました。また、今年度は実地講座として樹木医が行う樹木医診断体験も行いみどりの健康状態を樹木医実習生となって体験してもらいました。
こうした活動は、子どもたちが地域のみどりを守っていくことの重要性や大変さを知る事とともに岩国市にあるみどりを将来につなげるための意識や理解につながるものと考えています。